◇カンボジア支援事業部
カンボジア支援事業部では、
カンボジアの保健衛生分野の発展
を目標に、優志が行う支援の考案から現地でのプロジェクトの実施を行っています。
歴代の支援地でのリサーチ活動や、現地NGOヘの訪問など
カンボジア支援の根幹となる部分を担っています。
《事業内容》
拠点はすべてオラール郡、ドンチョン村、ソリヤ村、トゥマイ村です(2017年11月現在)
・村長・村人への聞き込み調査
→村人の家を一軒ごとに訪問し、生活状況及び水に関する質問を実施
・村内の地図作製
→村の井戸や池の水源の場所、世帯数等を把握するために地図作成を実施 等
〈プロジェクト紹介〉
◎衛生授業プロジェクト
衛生授業PJは現在支援しているオラール郡の撤退まで「定着から習慣へ」という目標のもと①手洗いの重要性 ②安全に井戸水・甕の水を飲む方法③野外排便の危険性④ゴミの正しい捨て方を主に幅広い年齢層に向けて動画、画像、紙芝居を用いて授業している。
村人自身が病気になるのを自ら未然に防ぐ衛生行動を自主的にとることを目的としている。
◎ワークショッププロジェクト
ワークショップとは、主催者と参加者とが対等な関係で、ある課題に対する学びを深めていくものである。
このような支援者・被支援者という関係がない状態で住民自身が村の問題に対する解決策を導き出す。
コミュニティが本来持っている知識・力を尊重して自信と責任を持たせることで、ワークショップ内で考えた解決策を被支援者が自主的に実行することを目指して活動を行っている。
◎組織化プロジェクト
村人が村の課題に対して個人個人が主体的に自らの意見や考えを述べることができる環境を設定し、CLTSに基づいたワークショップとの一連の流れを通じて優志と共に村人が主体的に活動できる機会を提供すること。
集団(コミュニティ単位)で支援地の問題解決に取り組める場所、機会の提供。
村人から村人への流れを通じて衛生知識の発展を促し、村人の主体性を尊重した活動(参加型開発)を行うことは村人の衛生の自立に不可欠な要素とされる。