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村長インタビュー

 

〈ドンチョン村〉                       

 

 私の名前はヘンスレイ・ナムです。オラール郡にあるドンチョン村の村長をしています。

 出身もドンチョン村で年齢は32歳です。2013年より村長を務めています。仕事の腕を買われて村長に選ばれました。優志が来るようになってからは村人達も優志と一緒に過ごすことをとても楽しいと言っています。特にホームステイで一緒に話をしたり、ご飯を食べたことが印象に残っているようです。その他にも優志が活動をするようになってからは、大人から子供たちまで衛生の重要性を理解するようになりました。この村の良いところは女性がしっかりしていることです。 村の集会や話し合いでも積極的に参加してくれています。

 この村の将来について、子供たちがたくさん勉強できるような環境にしたいと思っています。そのためにも村人が今以上に協力してくれればと感じています。この記事を読んでいる日本の方へ伝えたいことは、村では衛生の知識は高まってきました。しかしお金がないために知識はあってもトイレなどの物資が不足しているということです。

最後に、優志は今年の春に小学校へトイレを贈ってくれました。そのお金というのは日本の皆さんということを知りました。トイレができたことで子供たちも森や川など野外で用を足さずに済み、とても喜んでいます。本当にありがとうございます。

〈トゥマイ村〉 

 

 私の名前はボアチョムと申します。今年で56歳になります。私たちの村では最近になって道がきれいになりました。昔よりもだいぶ歩きやすくなったと思います。

 トゥマイ村の一番の自慢は、村の子供たちが食事の前にきちんと手を洗うことです。これは優志の皆さんが衛生授業で、手洗いの大切さを教えてくださったからだと考えています。しかし、まだトイレの数が少なく、屋外で排便してしまい病気になってしまう人が後を絶ちません。トイレ不足が私たちの村の最大の問題だと思います。

もっと前向きな話をするのであれば、私は将来この村を観光地にしたいと思っています。もしもトゥマイ村を観光地にするのが難しいのであれば、奥にあるソリヤ村を観光地にしていきたいです。あそこにはすばらしいものがたくさんあるし、もしソリヤ村が観光地になればトゥマイ村を観光客の人たちが通ることになるので、私たちもその恩恵を得られるからです。普段から、小学校の問題について話し合ったりするなどドンチョン村やソリヤ村とも交流があるのでそういった将来の話もぜひ、他の村の人たちとしてみたいですね。

〈ソリヤ村〉 

 私の名前はポウイ・モーンです。年齢は55歳で1997年から勤めています。この村の出身ではなくパポン州出身です。村は少しづつ発展して、衛生などもよくわかるようになりました。

 私たち優志がこの村に来てから一番変わったなと思うことは、子供たちが手を洗ってからそのままだったのを、手を洗った後にタオルで手を拭くようになりました。また、ごみがそのままだったのをしっかりと処理するようになりました。  

 私は将来この村に新しい道を作りたいです。また、上流に大きいダムを作って、下流の人が生活用水などとして使えるようにしたいです。また、木を今切っているが、もう許されないため木を切るのをやめたいです。

 この村の最も自慢できる点は、この村は緑が多いことです。また村長の家の裏にきれいな滝があります。この村の方以外の人に知ってほしいこの村の問題点は、一番に道を作ってほしいです。なぜなら道を作ることによって子供たちが学校に行きやすくなるからです。

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